『技術を活かす経営』

 『技術を活かす経営』は、当社設立時リーダーの西口泰夫氏が提唱する新たな技術経営の考え方です。

 

 「研究開発・技術開発の成果が企業の収益に結びつきにくい」、「新規事業が育ちにくい」、また、「技術で勝って、事業で負ける」と言われる現在の企業の経営環境において、これを打破するための考え方です。

 

 『技術を活かす経営』では、この現在の状況は、技術開発・研究開発の問題ではなく、経営全体の課題だと捉えています。 特に製造業においては、技術開発・研究開発の開始の意思決定からビジネスによる収益の回収までの一連の流れを捉えて、収益回収の効率を上げることを主眼としています。これは、まさに技術経営の課題であると言えます。

 

 『技術を活かす経営』では、今日の技術経営にとって重要なキーワードをOIBMS(Open Integrated Business Management System)として、以下の5つに集約しています。

  • 経営戦略と技術戦略の一体化
  • オープン・イノベーション
  • 市場ニーズの的確な把握
  • 知識経営(人・組織の持つ知識の共有化と活用)
  • 人・組織の有機的活用  

 

 『技術を活かす経営』、上記のOIBMS、及び、5つのキーワードの詳細につきましては、西口泰夫著『技術を活かす経営』(2009年 白桃書房)をご覧ください。